もとみや秋祭りに参加しました(真結女神輿編)

10月21~23日、本宮市の「もとみや秋祭り」に相模女子大学生12名(OG1名含)が参加してきました。
今回の目的は二つ。
東日本大震災で大きな被害を受けた浪江町を応援するために、「浪江焼きそば」の屋台をお手伝いすること。
もう一つは、女性だけで担ぐ「真結女神輿(まゆみみこし)」の担ぎ手となって、本宮を盛り上げる一員となることです。


真結女神輿が運行される22日は、朝から雨。
意気込んでいた学生さんたちは落胆し、事務局の大人たちはどうしたものかとてんやわんや。
それでも時間には晴れることを祈って、お神輿を担ぐ準備をして集合場所に集まりました。
大きな震災のあったこの年。
だからこそ、今年こそは担ぎたい!という想いが通じたのか、なんと、運行の判定時間の10時になると晴れ間が見えてきました。

それからは、あっという間です。やったやったあと慣れない衣装に着替えました。
半纏のなかに着る「鯉口」というシャツも、柄や色が豊富で、それぞれ思い思いのものを選びます。
ちなみに、頭の飾りは未成年は紐状のもの、成年ははちまきをねじったようなものと、違いがありました。

運行は、午後3時の出発式から午後8時まで。
休憩を取りながらではあるものの、小雨の降るなか、人が乗ったお神輿を担いで歩き続けるのは、かなりきついものでした。
それでも、初めての体験に高揚しつつ、気を引き締めつつ、みんなが一丸となってお神輿を担ぎつづけました。

本当に、よい経験をさせていただいたと思います。

都会にいるとなかなか知ることのできない、地元の若者衆の組織や上下関係も、垣間見ることができました。
普段の農業体験とは違う、本宮の姿を経験できたのではないでしょうか。
はまる人ははまってしまうそうで、県外から毎年参加する人もいるそうです。
私も、今年参加した学生さんたちが、来年も「ぜひに!」と挙手して参加してくれることを楽しみにしています。

秋祭りの様子は、下記の各新聞にも掲載されました!(pdfファイルです)
朝日新聞(H23.10.23)
日本経済新聞(H23.10.23)
福島民友新聞(H23.10.22)
福島民報新聞(H23.10.25)

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